10月22日(土)14:00-16:00
プログラム(PDF)
原子を集めて創る小さい金属
私たちがよく知っている金属は、美しい光沢や高い電気伝導性など独特の性質をもち、様々な分野で利用されています。物質は原子が集まってできていますが、どれくらいの大きさで私たちが知っている金属の性質を示すのでしょうか?本講演では、ナノメートルという微小世界における金属の作り方やユニークな性質についてご紹介します。
生存圏で見つける木材のドキドキ
−変幻自在に木材を成形−
木質系材料の利用は、地球温暖化対策とともに埋蔵資源枯渇対策としても有効ですが、利用量が少ないのが現状です。最近、自動車や家電部品などへの木質系材料の利用が検討され始めており、その際にキーテクノロジーとなる可能性をもつ'木材の変形加工'について紹介します。従来の[切る][削る][接着する][曲げる]等の加工とは全く異なり、世界初の「木材の流動現象」を応用して塊状の木材から複雑3次元形状製品をプレスで成形する技術です。
小麦タンパク質が生み出す'ちから'の不思議
−食品を科学する−
私たちが普段食べている身近な食品の多くは、経験的に知られた技術や‘コツ’を駆使して製造あるいは調理されています。これらの原理を科学的に明らかにすることによって、一定の品質の食品を確実につくる技術を発展させたり、新しい食品を開発することが可能となります。講演では、食品を科学するとはどういうことなのかを、パンやうどんの生地の製造においてタンパク質がかかわっている不思議な‘ちから’を例にとり紹介します。
埋もれた都の防災学
アスファルトとコンクリートに覆われ、集積度が高まった現代都市に住むわれわれは、普段、土地の記憶をあまり意識することなく暮らしている。しかし、実際には、都市の疵(きず)とでも言うべき災害リスクは至る所に存在する。そして、自然は、「過去の習慣に忠実」であり、そうした「都市の疵」を追求することに執拗である。したがって、災害の歴史を通じて、ビルや道路の下にある「埋もれた都」に思いをはせることは、地域の防災力を向上させ、減災に繋がることになるはずである。そこで今回は、主に地盤災害に的をしぼり、その歴史的・社会的背景と影響について述べようと思う。
10月22日(土)10:00-12:00
プログラム(PDF)
地震による家具転倒被害とその対策
清水建設(株)技術研究所 金子美香
最新のオイルダンパー技術と既存超高層用超大型TMD
鹿島建設(株)建築設計本部 栗野治彦
熊本地震では建築物の被害が何故集中したか?
教授 松島信一
10月23日(日)9:30-11:15
プログラム(PDF)
加速器を作る、加速器を使う
准教授 紀井俊輝
エネルギー基盤材料の研究開発
教授 木村晃彦
ライフイノベーションとグリーンイノベーションの交差点
−博士号取得・大学教員への道筋と研究室における日々の活動の紹介と共に−
教授 片平正人
10月23日(日)12:30-14:20
プログラム(PDF)
レーダーを使って大気を測る−信楽とインドネシアからの研究紹介− 教授 山本衛
植物と人を"支える"細胞壁の科学
准教授 飛松裕基
木造住宅を長持ちさせるには!
助教 森拓郎
10月23日(日)14:30-16:20
プログラム(PDF)
フラーレン:炭素だけで構成される最も美しい分子 教授 村田靖次郎
滑らかに、しなやかに!身の回りの摩擦損失を低減する新材料 教授 辻井敬亘
生命を支えるペプチド:そのはたらきと可能性
教授 二木史朗
10月21日(金)10:00-17:00
プログラム(PDF) ※期日前講演会
アクチノイド化学と放射性廃棄物処分
教授 佐々木隆
真空ナノエレクトロニクスデバイスの開発―苛酷環境下の電子デバイス― 准教授 後藤康仁
量子ビーム科学研究の展開−科学技術イノベーション創出を目指して− 量子科学技術研究開発機構 高崎量子応用研究所長 伊藤久義
化学研究所
エネルギー理工学研究所
生存圏研究所
防災研究所
大学院農学研究科
大学院エネルギー科学研究科
大学院工学研究科
環境安全保健機構
産官学連携本部
極端気象適応社会教育ユニット
グローバル生存学大学院連携ユニット
研究連携基盤 (グローバル生存基盤展開ユニット)
〒611-0011
京都府宇治市五ケ庄
TEL: 0774-38-3350
※宇治川オープンラボラトリーに関しては
TEL: 075-611-4391