京都大学 宇治キャンパス公開 2012 平成24年10月20日(土)21日(日)
日 時 : 平成 24 年 10 月 20 日(土) 14:00〜16:00
会 場 : 宇治おうばくプラザ1階 きはだホール
定 員 : 300名
参加料 : 無 料
14:00〜14:40
未曾有の大災害によって、日本のエネルギー政策の根本的な見直しが行われました。社会が受容できるエネルギーは、時代によって、またその国々の社会背景によって異なります。化石資源エネルギー、原子力エネルギー、その他の自然エネルギーに対する受容度(許容度)は状況によって変化します。未来につながるエネルギーは何か、短期的な視点に左右されずに長期的な視点に立って、日本にとって許容できるエネルギーの選択がどのようになされるべきかを考えます。
14:40〜15:20
私たちは目に見えない個性豊かな微生物に囲まれて暮らしています。微生物は約35億年の生物の歴史の中でユニークな進化を遂げ、地球上のほとんどあらゆる場所に生息域を広げています。
微生物は100℃を超える高温環境や0℃を下回る低温環境にも生息しています。そして、それらは私たちの食生活や健康、豊かな地球環境の形成などに欠かせない重要な役割を担っています。今回の講演では、微生物の驚くべき多様性や私たちとの関わりについて紹介します。
15:20〜16:00
科学技術の発展は、高度な文明社会を築き上げてきた一方で、さまざまな原因によるリスクの拡大ももたらしてきました。今後も社会が持続的発展を続けるためには、自然災害、事故、テロといったさまざまな種類の脅威に対応できる社会の構築が求められています。ここでは、防災の科学が教える、リスクの評価、予防力の向上、回復力の向上、という3つの能力を適切に組み合わせて災害に負けないしなやかな社会を構築するための方法を紹介します。